[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]
2016年8月号 262号
(2016/07/15)
ピーク時の109兆円から72兆円へ
経済産業省の商業統計によると、飲食料品卸売業の年間販売額は1972年から毎年9.5%の伸びを示しピークの91年には109兆円に達したが、その後は年平均で1.8%ずつ減少、2014年には72兆円となっている。
「飲食料品卸売業の販売先である小売業の動向を85年から2014年までの商業統計で見ると、事業者数で年平均マイナス2.8%と大きく減少しています。一方、小売事業所当たりの年間商品販売額は年平均で2.5%ずつ増えています。これは小売りが集約してきた結果で、地域の小売店が減少し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアという販売力の強い店が増えてきているという形になっています。
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