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2016年8月号 262号
(2016/07/15)
日本企業の海外M&A(IN-OUT)は1-6月期306件と前年同期の258件を18.6%上回り、過去最多を記録した。うち、対米投資が103件で28.8%増加した。近年は、大手企業によるグローバル化の推進・加速化の動きに加え、AIやFinTech関連などのベンチャー企業への投資も活発化してきている。他方、対米投資の金額合計は1兆798億円で35.0%減少した。生損保など金融機関を中心に大型投資に一服感がある。英国は6月24日、欧州連合(EU)からの離脱を決定した。欧州市場の不透明感が増すなか、対欧州戦略の練り直しで、対米投資がさらに活発化する可能性もある。
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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