[M&Aの現場から]
2016年9月号 263号
(2016/08/15)
M&Aの仲介を手がけるストライクが、2016年6月21日、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。
同社が設立されたのは1997年。「ストライク」という社名は、「M&Aというと当時はまだどこか胡散臭いというイメージがありましたから、文字通り、駆け引きなしの直球勝負で対応しますという意味を込めて付けました」と荒井邦彦社長は語る。
荒井氏は、1970年11月生まれ。93年一橋大学商学部卒業後、太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)入社。98年12月に太田昭和監査法人を退職し、99年1月ストライクを設立(法人登記上は1997年7月設立)した。
「監査法人では、株式公開準備企業の担当が多く、私自身、在学中から自分でビジネスをやりたいと思っていたものですから、学歴に関係なくエネルギッシュに事業を展開している経営者と接触できたことで非常に刺激を受けました」と荒井氏。その起業家の熱気に触発されたのか「綿密な事業計画も立てずに監査法人を辞めて独立した」という。28歳の時だった。
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