[M&Aトピックス]

(2023/01/19)

クロールの日本代表に山﨑卓馬氏が就任

 リスクマネジメントを専門とする米系のコンサルティング会社クロールの日本代表に2023年1月、クロールの山﨑卓馬氏が就任した。クロールはM&A関連サービスにおいては、企業や経営者に関するリスクのDDとして、風評やバックグランドなど定性的な調査の他、企業価値評価を行っている。

  山﨑代表は、「得意とするリスクマネジメント関連の領域に限らず、企業や個人の周辺公開情報に加えて独自のネットワークを使った人的情報を元に、風評調査や反社との接点調査、産業調査、競合他社調査、不正に関する調査を代行して行う「ビジネスインテリジェンス」に関する調査依頼がこのところ増えている。当面は、ビジネスインテリジェンスの領域を特に伸ばしていきたい」と話す。

 クロールは1972年に米国のニューヨークにて設立された。リスクマネジメントコンサルティングサービスのパイオニアとして、およそ50年間にわたりDD、不正調査、財務調査、機密情報保護、コンピュータ・フォレンジックスなど、企業の事業上のリスクに関わる広範なサービスを中心に提供している。

■山﨑卓馬(やまざき たくま) 氏
1972年3月27日生まれ。関西学院大学商学部卒業。クロスボーダーでのM&AとPMI、リスク管理に関する深い知識と経験を持ち、15年以上にわたって幅広い投資案件をリード。直近の3年間はスタートアップ企業を保有して経営に携わり、クロスボーダーのEコマース分野における顧客の事業課題を解決してきた。直近では、ビジネスインテリジェンス、デューデリジェンス、コンプライアンス、不正・係争調査などを管理・遂行。2023年1月にクロール日本代表に就任。

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