[M&Aの現場から]

2014年4月号 234号

(2014/03/15)

【BDOアドバイザリー】グローバルなネットワークを背景にクライアントのニーズに合った高品質のサービスを提供する

 村上 勝(FAS業務責任者)
  • A,B,C,EXコース

村上 勝氏   BDOアドバイザリーは、国際的な会計事務所ネットワークであるBDO Internationalの一員として2009年8月に設立され、同じBDOのメンバーファームである三優監査法人の100%子会社となっている。BDOは、世界第5位の会計事務所で、世界144カ国に1200強のオフィスと5万6000人を擁するプロフェッショナル集団で、13年9月期の業務収入は約65億米ドルの規模を誇っている。

「BDOアドバイザリーは、ファイナンシャルアドバイザリーサービス(FAS)を中心に国内の上場会社・非上場会社のみならず外国企業に対しても広くアドバイザリー業務を提供しております。具体的には、『投資案件・スポンサー・事業提携案件の紹介、交渉支援、M&Aプロジェクト管理、デューデリジェンス(DD)、評価、ファイナンシャルモデリング、資金調達アドバイス、買収後の統合支援、企業再生・再編支援、事業計画立案支援、セルサイド支援、MBO支援、金融機関支援』があります。会計事務所系のアドバイザリー会社ではありますが、提供業務は、単に財務デューデリジェンス報告書や評価報告書を提出して終了してしまうような単品商売ではなく、お客様のニーズに応えるためには何をしたらよいかを考え、ソリューションを提供するべく、必要な業務に注力してお手伝いをすることに主眼をおいている会社です」

  こう語るのは、FAS業務責任者の村上勝氏。同氏は63年3月生まれ。早稲田大学政経学部を86年卒業後、大手監査法人である中央会計事務所(当時)に入所し、92年に提携先のCoopers & Lybrand(現PwC)のロンドン事務所のコーポレートファイナンス部に日本人とした初めて出向し、94年帰国後コーポレートファイナンスグループを1人で立ち上げ、その後大きく成長させた。その功績で98年に若干35歳でパートナーとなり、その後、06年より別大手監査法人を経て、11年にBDOアドバイザリーのFAS業務責任者に就任した。『企業再生の実務』(共著:きんざい)、『M&A成功のための経営力評価チェックリスト』(共著:中央経済社)、『MBO入門』(共著:東洋経済社)等々著書も多数ある。
  

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