[Webインタビュー]

(2022/02/07)

【第134回】 三菱UFJ銀行の買収ファイナンス(LBO)ビジネス~バイアウト市場の活性化・社会課題解決に寄与する存在を目指す

石川 隆一(三菱UFJ銀行 ソリューションプロダクツ部 部長 M&Aファイナンス担当)
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ソリューションプロダクツ部の組織体制

―― 三菱UFJ銀行のソリューションプロダクツ部、M&Aファイナンスチームの行内での位置づけを教えてください。

「M&Aファイナンスを担当する部署は、三菱UFJ銀行ソリューションプロダクツ部の中にあります。同部には約700人が所属しており、プロジェクトファイナンス、航空機・船舶ファイナンス、ECAファイナンス(輸出信用機関との協働によるファイナンス)、不動産ファイナンス、証券化、シンジケートローンのオリジネーション及びディストリビューション(投資家へのローンの譲渡)等の業務を担っています。元々は複数の部に分かれていましたが、貸出商品を集約したプロダクトオフィスとして、今は一つの部として運営しています」

―― M&Aファイナンスチームの体制、提供している機能はどのようなものですか。

「ソリューションプロダクツ部の中にある複数のプロダクト領域の一つとして、M&Aファイナンス領域(チーム)があり、現在は55人によって構成されています。対外的には少し分かりづらいかもしれませんが、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)でLBO(Leveraged Buyout)MBO(Management Buyout)ファイナンスの提供機能を唯一担う部署で、実質的には『M&Aファイナンス部』があるようなものと捉えていただいて差し支えありません。

 我々はPEファンドの企業投資をLBOファイナンスというツールを使って後押しすることで、弊行の取引先企業が抱える資本・事業両面のお悩みを解決することに日々注力しています。PEファンドを主なお客さまとするLBOファイナンスに加えて、経営陣による自社株式・事業の買収に伴うMBOファイナンス、そして弊行の取引先企業がM&Aを行う際のコーポレートM&Aファイナンスも担当しています。

 コーポレートM&AファイナンスやLBO・MBOファイナンスは『買い手』となる一般事業会社やPEファンド等にレンダーとして買収資金を提供する仕組みであり、ローンのストラクチャーは他行比で大きく異なる訳ではありません」

<三菱UFJ銀行ソリューションプロダクツ部の概要>


<コーポレートM&A、LBO・MBOファイナンスの一般的なストラクチャー>


日本のLBO市場の現状と見通し

―― LBOファイナンスの顧客であるPEファンドの役割やニーズの変化をどう捉えていますか。

・・・

■石川 隆一(いしかわ・たかいち)
慶応義塾大学理工学部卒業、1996年東海銀行(現:三菱UFJ銀行)淵野辺支店入行。
金融商品開発部・アセットファイナンス部等を経て、ストラクチャードファイナンス部(現:ソリューションプロダクツ部)にてLBOファイナンス業務に従事。その後、営業本部での大企業営業やコーポレート情報営業部財務開発室でのM&Aアドバイザリー業務を経て、2020年4月から現職。


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