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2008年5月号 163号
(2008/04/15)
1-3月期、27.6%減。米国停滞でブレーキ
今年に入って、外資の対日M&A(OUT-IN)件数が減少している。1-3月は55件で、前年同期比27.6%の減少となった。金額も805億円と、低調だった2006年の水準を下回っている。なかでも、北米の投資件数が12件と、前年同期の49件に対し、4分の1に激減している。サブプライムローン問題の深刻化で、米国の景気停滞感が日増しに強まっていることが主な要因とみられる。一方、近隣のアジア各国からの投資は増加傾向にある。政府は、2010年に対日直接投資残高のGDP比が倍増となる5%程度を目指している。投資促進のための対策が急がれる。(レコフデータ 吉富 優子)
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