日本企業によるベンチャー企業へのM&A(資金調達含む)は、1-7月期950件と、過去最多を記録した前年同期の896件から6.0%増加した。M&A全体の37.4%を占める。他方、金額は5289億円で、62.3%減少した。日本企業は大企業を中心とした事業会社、CVCの動きが活発だ。マーケット別内訳はIN-IN(国内ベンチャーへのM&A)805件、3917億円、IN-OUT(海外ベンチャーへのM&A)145件、1372億円で、IN-INが件数、金額ともに増加し、それぞれIN-OUTを上回っている。政府はスタートアップの育成・支援強化に向けた取り組みを進めている。さらなるM&Aの増加が見込まれる。2022年7月の動き