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2025年4月号 366号

(2025/03/04)

「M&Aの解消動向(3)」2024年4割増。当事者以外の外部要因が多様化

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 正式な対外公表からクロージングに至るまでに何らかの理由で解消されるM&A案件は2024年1年間で28件と、前年の20件から4割増加した。28件の内訳は国内案件(IN-INOUT-INの合計)20件、海外案件(IN-OUT)8件。当事者間の問題のほか、当事者の意向に関わらない外部要因による不成立も増え、その内容は多様化する傾向にある。今年は2月までで5件あった。ホンダと日産自動車の経営統合は見送られ、米ベインキャピタルによる富士ソフトへのTOB提案は撤回された。今後は米国政府による日本製鉄のUSスチール買収禁止命令の行方が注目される。

2025年1-2月の動き

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