[Webインタビュー]

(2024/04/23)

【第171回】【フォロフライ】EV商用車で日本市場に攻勢をかける

―― 丸紅グループ、SBI ホールディングスなどと資本提携を進める連続起業家の挑戦

小間 裕康(代表取締役 CEO)
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フォロフライのEV商用車と小間裕康・代表取締役 CEO

フォロフライのEV商用車と小間裕康・代表取締役 CEO

<目次>
  • 起業のきっかけはピアノ
  • スポーツカータイプのEVメーカーを立ち上げ
  • ソニー元会長の出井伸之氏などの出資を得て「幻のスポーツカー」をEVで復活
  • 香港市場でSPAC上場
  • クオンタムリープ・キャピタル・パートナーズを設立
  • フォロフライでEV商用車を製造・販売
  • EVの3つの課題
  • 3Dプリンター専業住宅メーカーを設立

起業のきっかけはピアノ

―― 小間さんが2021年に設立したフォロフライのEV商用車がSBIホールディングスや西濃運輸に導入されて注目を集めています。小間さんは2010年にGLM社を立ち上げてEVスポーツカーを発表するなど、連続起業家としても知られています。フォロフライ設立までの歩みについてお聞かせください。

「よく『連続起業家』と言われますが、私自身は『社会が求めていることを生み出したい』という想いから、1つの事業を継続して行ってきていると思っています。

 最初に立ち上げた事業のきっかけはピアノでした。といっても、子供の頃からピアノを習っていたわけではなく、中学時代のバンドブームに触発されてピアノに触れたのがスタートです。当然、楽譜も読めなかったのですが、学校にあったピアノを使って、ビートルズファンでギターの上手い友人にコードを教えてもらい、食事をする間も自宅にあった電子キーボードを引っ張り出して練習するくらい熱中しました。そのうち、友人と2人でアンサンブルを演奏するまでになり、それが思いのほか人気となって、毎週のように地域のイベントなどに呼ばれるようになったのです。集中して他人の5倍程やれば2年で10年くらいのキャリアが持てることを実感して夢が広がりました。

 そんな中、



■小間 裕康(こま・ひろやす)
甲南大学法学部在学中の1999年にコマエンタープライズを起業。家電メーカー向けビジネス・プロセス・アウトソーシングなどを展開、年商20億円まで成長させる。2009年京都大学大学院経営管理教育部に入学。2010年GLM(旧グリーンロードモータース)設立。2014年日本初の量産EVスポーツカーの国内認証を取得、2015年「トミーカイラZZ」量産開始。2018年3Dプリント住宅を開発するセレンディクスを立ち上げ。2021年にはフォロフライを設立。

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