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(2024/05/08)

ウエルシアとツルハ イオン主導の経営統合でアジアナンバーワンプレイヤーを目指す

マール企業価値研究グループ
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 以前(2019年9月)にマツモトキヨシホールディングス(HD)とココカラファインの経営統合について紹介したが、ドラッグストア業界でまたひとつ大きな動きが出てきた。24年2月末に売上高でドラッグストア業界1位、2位のウエルシアホールディングス(以下、ウエルシア)とツルハホールディングス(以下、ツルハ)、そしてウエルシアの親会社であるイオンの3者による経営統合に向けた動きが発表された。具体的には、まず、イオンが香港にあるヘッジファンドのオアシスマネジメントからツルハ株式を取得するなどして、同社を持ち分法適用会社化する。その後、ツルハを完全親会社、ウエルシアを完全子会社とする株式交換を実施する。さらに、イオンはツルハ株式を50%超-51%未満まで追加取得するとされている。27年末までに経営統合を終える予定である。

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