[M&Aの現場から]

2024年11月号 361号

(2024/10/09)

【ケップルグループ】100億円のスタートアップ株式のセカンダリー取引特化型ファンドを組成

―― スタートアップエコシステムのさらなる発展に貢献

神先 孝裕(代表取締役CEO)
堂前 泰志(執行役員CIO(最高投資責任者))
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神先孝裕・ケップルグループ 代表取締役CEO(右)と堂前泰志・同 執行役員CIO(最高投資責任者)

神先孝裕・ケップルグループ 代表取締役CEO(右)と堂前泰志・同 執行役員CIO(最高投資責任者)

3年以内の上場を目指すミドル・レイターステージのスタートアップを対象に

 スタートアップ株式のセカンダリー取引特化型ファンド「Kepple Liquidity 1号投資事業有限責任組合」(以下、1号ファンド)が2024年5月、100億円で募集を完了した。

 同ファンドを設立したケップルグループ代表の神先孝裕氏は、法政大学法学部を卒業。2009年に公認会計士試験に合格し、KPMG(有限責任あずさ監査法人)で国際会計業務に従事後、2013年に独立。スタートアップに特化した「ケップル会計事務所」を立ち上げ、2015年にケップルを設立した。

 ケップルグループは「Create New Industries(世界に新たな産業を)」をミッションに掲げ、

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