[Webインタビュー]

(2015/11/18)

【第63回】日本PE協会の新会長として打ち出した「2つの目標」とは

 吉沢 正道(一般社団法人日本プライベート・エクイティ協会 代表理事・会長、ロングリーチグループ 代表取締役)
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日本企業が抱えた課題

―― 日本プライベート・エクイティ(PE)協会の2015年9月の理事会で、会長に選任されました(*)。足元の日本経済、日本企業の課題について、どのように見ておられますか。

「当協会は2005年8月の設立から10年が経ちました。この間、リーマンショックや東日本大震災などによって日本経済も大きな影響を受けましたが、ここ数年はアベノミクスによる金融・財政出動と経済成長戦略によって、足元の国内経済のファンダメンタルは大きく改善したと言えます。

 こうした状況下で、アベノミクスの総仕上げとして今の日本経済、日本企業に求められているのは、3本目の矢の一層の加速、すなわち成長戦略の推進だと理解しています」

―― 日本企業の収益力は、グローバルに見てまだまだ低いという指摘があります。

「日本企業の営業利益率の平均値の動きを過去20年間で見てみますと…


 

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