[M&Aの現場から]

2024年5月号 355号

(2024/04/09)

【SDFキャピタル】スタートアップに特化した日本初の独立系ベンチャー・デットファンドを設立

福田 拓実(代表取締役/共同創業者)
  • 無料会員
  • A,B,C,EXコース
福田 拓実氏

福田 拓実氏

 SDFキャピタルは、社名の通り2021年11月に設立されたスタートアップに特化した日本初の独立系ベンチャー・デットファンドである「スタートアップ・デットファンド」(SDF)の運用会社。

 スタートアップが資金調達する主な方法として、株式の発行によって資金調達を行うエクイティファイナンスと、金融機関から資金を借り入れるデットファイナンスがある。ベンチャーデットは、エクイティとデットの両方の性格を持つ金融商品で、融資に加え、条件によっては新株予約権を付与するといった方法が取られる。赤字等で一般的な融資を受けづらいスタートアップでも資金調達ができること。また、エクイティで調達する場合と比べて、株式の希薄化を抑えた調達ができるというメリットがある。

 共同創業者の福田拓実氏は、

続きをご覧いただくにはログインして下さい

この記事は、無料会員も含め、全コースでお読みいただけます。

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事

アクセスランキング