[Webマール]

(2024/07/17)

PEファンド・アドバンテッジパートナーズと連携するマテリアルグループ

――ファンドと協調し、6件のM&Aを実施

吉田 和樹(マテリアルグループ 取締役CFO)
  • A,B,EXコース
吉田和樹氏

PR業界市場の現状と展望

 東証グロース市場に3月に上場したマテリアルグループ(マテリアル)は、企業のマーケティングコミュニケーションの支援を行うPR会社で、M&Aを積極的に活用し業容拡大をしている。PEファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)が約45%を出資する上場企業でもあり、PEファンドの知見を活用しながら事業展開していることも特徴だ。

 マテリアルの事業セグメントは、PRコンサルティング事業、デジタルマーケティング事業、PRプラットフォーム事業の3つに分かれる。事業はいずれも順調に伸びており、2024年8月期の業績予想は売上高57.7億円(前年同期比24%増)、当期純利益は7.5億円(同71%増)を見込む。

 マテリアルでM&Aを含む事業開発等に従事しているのが取締役CFOの吉田和樹氏だ(写真)。吉田CFOは、あずさ監査法人にて上場企業を中心とした監査業務や、財務DD業務に従事。2016年にボストン・コンサルティング・グループに入社し、新規事業立案や全社改革支援等の業務の他、PEファンドをクライアントとしたビジネスDD等を経験したのち、2019年にマテリアルに入社したM&Aのプロ人材だ。

 昨今、企業の広報・PR支援などを行うPR会社の存在感が強まっており、上場PR会社も珍しくなくなってきた。

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