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(2014/07/02)

LIXILグループ

グローバル企業に向けた挑戦 ~海外売上高1兆円に向けて~

 はじめに

 「住=LIVING」と「生活=LIFE」の2つの「LI」を掛け合わせたブランド「LIXIL」を展開するLIXILグループ。住まいと暮らしの「総合住生活企業」として住宅、ビルの建材・設備機器の製造販売、ホームセンターや住宅フランチャイズの展開など幅広く住宅関連事業を行っている。

同社は国内では現在、住宅サッシ類、玄関ドア、バスルームなど各部門で業界トップシェアを占めている。また、海外については、2011年3月期に400億円に過ぎなかった海外売上高(同売上比率3.3%)を2020年3月期までには1兆円規模(同33%)に引き上げることを目標に掲げ、M&Aによりグローバル展開を加速させるなど、グローバルリーダーを目指した布石を打ち始めた。

本稿では、同社のM&A戦略を①INAXとの統合により住生活グループが発足するまで、②住生活グループ発足後の国内における事業の強化、③グローバル企業に向けて舵を切ったLIXILグループ発足以降の3つのステージに分けて振り返ってみていく。

①「住生活グループ」発足までの動き

■前身のトステム(旧トーヨーサッシ)、M&Aにより事業分野拡大へ

トステム(旧トーヨーサッシ)は1923年、建具小売業として創業し、1949年に日本建具工業として創設された。1985年には東証2部に上場。この年に、三井軽金属加工からの営業譲受によりビル建材事業に進出したほか、明和工業を買収し、厨房事業に進出。また、日鉄カーテンオール、日鉄サッシ販売を買収し、超高層ビルサッシ事業にも進出するなど事業分野を拡大していった。1987年に東証1部に上場。その後も1988年に協同べニヤをグループ会社としたほか、1990年にアルナサッシを買収するなど、相次いでM&Aを手がけた。1990年代に入るとM&Aによる拡大路線は影を潜めたが、2000年には鈴木シャッター工業を株式交換により完全子会社化し、重量シャッターを商品群に揃えることでビル向け建材の売り上げ拡大などを目指した。


 

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