[マールインタビュー]

2011年8月号 202号

(2011/07/15)

No135 法務部門No.1弁護士として日本企業の再編・強化に尽くす

アンダーソン・毛利・友常法律事務所 小舘 浩樹 弁護士
  • A,B,EXコース

ドイツ企業から学ぶ

--エスエス製薬の完全子会社化に携われたそうです。

「独製薬大手ベーリンガーインゲルハイムが、2010年に行った案件です。元々子会社でしたが、日本でよく見られる親子会社間のべったりした関係はない。エスエスは創業240年余りの歴史を誇る会社であり、それもあってかベーリンガーの傘下に入った後もずっと独立して経営していました。社長も日本人です。親会社は、ドイツの会社でしっかりしています。親子間で変な取引をやっていると見られるより、ちゃんと筋をとおしてやるのがよいとお考えでした。それで、少数株主のことに配慮し、条件や手続きの適正性に腐心しました。透明性、公正性で誇れる案件だと思っています」

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