[Webインタビュー]

(2011/08/03)

【第9回】CITICキャピタル・パートナーズ・ジャパン 日本代表 中野宏信

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日本企業の中国市場での成長戦略を支援する

■中国の改革開放政策で誕生

――まずCITICキャピタル・パートナーズ・ジャパンについて紹介してください。

「CITICキャピタル・パートナーズ・ジャパンは香港に本社を置くCITICキャピタルが運営しているプライベイトエクイティファンドの中で、日本企業向けファンドを運営している会社です。CITICキャピタルが属するCITICグループは政府系金融コングロマリットですが、ここはもともと鄧小平・元主席が1979年に中国経済の改革開放政策を進めるにあたって旗印としてつくった会社です。そういう意味ではスタートから中国でも非常にユニークな存在と言えます。政府系でありながら資本主義的な性格が強く、しかも他の中国企業と比べるとグローバルな事業展開をしています。この孫会社がCITICキャピタルということになります。非常に戦略的な、ある意味ではCITICグループの今後の事業展開の先頭を走るような会社といっていいと思います。そういうことで、CITICキャピタルは、そのスタートからグローバルなビジネス展開をしていまして、アセットマネジメント会社として米国でファンドを組成し、その後日本でファンドを組成し、最後に中国でファンドを組成するということで、海外でのファンド組成から始めたという点でもユニークな存在といえるでしょう。われわれが担当しているPEファンド以外にも不動産のファンドがあってこちらは香港、中国を中心に投資していますが、いずれも世界中の機関投資家がお客様です」

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