[M&Aスクランブル]
（2008/03/15）
川端久雄
「会社のことは考えない。バカで浮気で無責任で強欲」。講演会でデートレーダーや特定の買収ファンドを堕落した株主とおとしめた経済産業省の北畑隆生事務次官が陳謝しました。随分軽率な発言をしたものだ、法務大臣や前厚生労働大臣ら相次ぐ暴言と同じ類のものかと思っていました。講演録が同省のHPに掲載されたと聞き、読んでみました。2時間の講演内容が「会社は株主だけのものか？」と題して39頁にまとまっています。同省が日本のこれからの会社のあり方をどう考えているのか、重大なメッセージが込められています。片言隻句を捉えて、興味本位に走り、核心部分を伝えない報道姿勢には疑問を覚えました。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
［M&A戦略と法務］
［企業変革手段としてのM&Aの新潮流 Season4］
［M&A戦略と会計・税務・財務］
