[マールインタビュー]
2007年2月号 148号
(2007/01/15)
脱サラして二八歳で創業
――SBSは物流業界でM&Aを武器に急成長しています。どうしてM&Aを始めたのですか。
「僕は、佐川急便を脱サラして、軽トラック数台で東京を中心に即日配送の会社をつくったんです。二八歳のときでした。小さな会社で、最初の一〇年ぐらいはいつ潰れてもおかしくない状況でした。物流会社は全国に六万社もあって、上位には歴史と信用のある企業がひしめいています。この業界で僕のように資本も信用もなく、ゼロからスタートしていくのは大変でした。どうしたら大手と戦えるかを真剣に考え、結局、上場して市場で得た資金と知名度で勝負していくしかないと。そのためには、まず、上場できる事業をしっかり作り上げることに専心する。その後、業界の再編を足がかりに、大きくなろうと考えたのです」
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