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2010年2月号 184号
(2010/01/15)
前年比30.3%減。アジア間の連携は本格化へ
日本企業のクロスボーダーM&Aのうち、OUT-IN(外国企業の対日M&A)件数は、1-12月期138件と、前年の198件から60件、30.3%の大幅減となった。外国企業の内訳は、事業会社100件、投資会社38件。いずれも減少しているが、特に投資会社が前年の85件から47件も減少し、これが減少率を高める要因となった。事業会社100件のうち、アジア企業は57件と、前年の51件から増加している。アジア企業による日本企業の技術、事業ノウハウの獲得のほか、日本企業側もアジア企業がもつ販路を活用できるなど、M&Aによるアジア間の連携の動きが本格化してきた。今後さらに活発化しそうだ。(レコフデータ 吉富優子)
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