[寄稿]
2010年2月号 184号
(2010/01/15)
~独立役員の確保等コーポレート・ガバナンス向上に向けた環境整備に関する改正内容の実務上の取扱いについて~
一 はじめに
東京証券取引所(以下「東証」という。)では、2009年末に「上場制度整備の実行計画2009」(以下「実行計画2009」という。)に基づく制度改正を実施し、施行している。これは、東証が本年度の上場制度整備の基本方針として昨年9月28日に公表した「実行計画2009」の中で「速やかに実施する事項」として掲げていたものを中心としたものである。
本稿では、特に東証の重点施策であるコーポレート・ガバナンス向上に向けた環境整備に係る事項に関する規定の趣旨や実務上の取扱いを中心に解説することとしたい。
なお、文章中における意見に係る部分は筆者の個人的な見解であることを予めお断りするものである。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[Webマール]
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]