[M&Aフォーラム賞]
2011年12月号 206号
(2011/11/15)
M&Aフォーラム賞『RECOF賞』などに3作品
14作品が応募
M&Aフォーラム賞選考委員会は、2010年度(平成22年度)「第5回M&Aフォーラム賞」に下表の3作品を選定し、10月4日表彰式が行われた。
「M&Aフォーラム」は、05年10月の内閣府経済社会総合研究所の「M&A研究会」による中間報告において民と官との連携ができる民間ベースのフォーラムが提唱されたのを受けて05年12月に設立された。理論的、実証的及び実務的な視点から、進歩、変化するM&A事情の研究・調査を行い、今後のわが国におけるM&Aのあり方について提言を行うとともに、主に企業人を対象にした「M&A人材育成塾」の運営等の活動を通じて、M&Aの普及・啓発、人材や市場の育成に資することを目的としており、さまざまな関係分野の有識者、実務専門家、企業関係者が参加する場となっている。
M&Aフォーラム賞は2000年度に「M&Aに関する社会科学的観点からの研究論文の執筆で顕著な業績をあげた学生・院生を顕彰する懸賞論文制度」としてレコフが創設した『RECOF賞』が前身で、M&Aフォーラムからの強い要請もあり、学識経験者、行政担当者、M&A専門家、企業関係者(実業界)ならびに大学院、大学、各種専門学校を含めた学生にいたるまで幅広い分野に対象を広げ、新たにM&Aフォーラム賞『RECOF賞』として引き継がれた。
東日本大震災という未曾有の災害を被り、非常に厳しい状況の中でのM&Aフォーラム賞の募集となったが、5回目となった今回のM&Aフォーラム賞には、実業界から5作品、学識経験者から4作品、法律関係の事務所から4作品、コンサルタント系の方から1作品と、昨年より2作品多い14作品の応募があり、選考委員長の岩田一政氏(日本経済研究センター理事長)のもと、大杉謙一氏(中央大学法科大学院教授)、西山茂氏 (早稲田大学ビジネススクール教授)、丹羽昇一氏(レコフデータ執行役員)の3人の委員によって選考が行われた。
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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