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(2025/01/10)

第76回 日本企業による海外進出・海外事業再編のポイント~クロスボーダーM&A・海外事業の地域統合等における勘所~

2025/2/17(月)15:30-17:00

森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士(日本法・ニューヨーク州弁護士) 石田 渉氏
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー(公認会計士) 小川 幸夫氏
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 マネージャー 池田 悠輔氏

セミナー概要

1.目的・狙い
近年では、企業が非連続な成長を遂げる手段としてM&Aが浸透し、特に環境変化の速い海外事業の成長戦略においては当たり前のように買収による進出・拡大が選択肢となっています。また、海外事業買収の動きとともに、国際的なサプライチェーンリスクの高まり、COVID-19以降の消費者行動の変容、さらに市場環境変化の加速等を背景にノンコア事業・不採算事業の売却や各地域法人の統合による既存事業の再編ニーズも大きくなっています。

この点、クロスボーダーM&Aにおいては、各国の法規制・実務慣行を踏まえたDD・契約交渉・クロージングの履践が伴い、日本国内M&Aとは異なる対応・注意が必要となります。また、海外事業の再編局面においては、どの再編手法が最適かのプランニングから始まり、従業員・投資家・取引先等のステークホルダーとの調整なども求められます。

本セミナーでは、日本企業による海外進出・海外事業再編にフォーカスを置き、クロスボーダーM&A・海外事業の再編局面に豊富な経験を有する森・濱田松本法律事務所の弁護士とデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社の専門家が、実例を踏まえ実務上のポイントを解説します。

2.主な内容

1 最新の実務動向
・直近の海外事業再編の動向と特色
2 海外事業再編の全体像
・クロスボーダーM&A(ソーシング/DD/契約交渉/クロージングなど)
・海外事業の再編(事業売却・地域統合など)
3 具体的アプローチと実務上のポイント
(プランニング、各種交渉・調整、実行の各フェーズの勘所)
・海外企業の買収
・海外事業の売却/海外事業の地域統合
4 さいごに

想定される主な受講者

① 事業会社の経営企画・事業企画担当者(M&A担当者)
② 事業会社の財務・経理担当者
③ 事業会社の法務担当
④ 会社役員(社外取締役・社外監査役含む)
⑤ 投資会社・VC
⑥ 弁護士
⑦ 会計士・税理士
⑧ 研究者・学生
※法律事務所所属の日本法弁護士(インハウスロイヤーは参加可能)、コンサルティングファームご所属の方からのお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。

講演者

石田 渉 氏(森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士(日本法・ニューヨーク州弁護士))

2008年東京大学法学部卒業、2010年東京大学法科大学院修了、2011年弁護士登録、2017年ニューヨーク大学ロースクール修了、2017年McDermott Will & Emery法律事務所(ワシントンD.C.)執務、2018年ニューヨーク州弁護士登録、2020年NEXs Tokyoメンター、2022年中小企業庁 認定経営革新等支援機関認定
M&A、国際業務、事業再生等を中心に企業法務全般を取り扱っており、特に、日本国外の事業・海外法人を有する又は海外進出を志向する企業に対し、クロスボーダーM&Aや海外法人・事業の再構築(新規取得・清算・統合等)に関するアドバイスを提供している。また、コンサルティングとして事業戦略・M&A戦略の立案・遂行を支援した知見も踏まえ、上場企業・大企業から中小企業に至るまで幅広い企業をサポートしている。
受賞:The Best Lawyers in Japan™ (2025 edition)ほか多数
著書:「グローバルデータ保護法対応Q&A100」(中央経済社、共著、2024)、「人権侵害リスクに留意したM&Aの検討―近時の社会的要請の高まりとともに―」(MARR Online、共著、2024)、「マレリ社の事例を踏まえた企業再生の最新実務~簡易再生手続に移行した日本最初の事案からの考察~」(MARR Online、2022)、「International Comparative Legal Guides to: Restructuring & Insolvency 2022 - Japan Chapter」(International Comparative Legal Guides to: Restructuring & Insolvency 2022、2022)ほか多数


小川 幸夫 氏(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー(公認会計士))

国内コンサルティングファームにて、FA、再生等フィナンシャルコンサルティング業務の責任者として活動。DTFA移籍後は、事業、財務双方面からの検討が必要な分野を得意領域として、事業ポートフォリオ改革、カーブアウト、事業再生、事業撤退、買収後PMI等の領域を手掛ける。近年では、クロスボーダーの事業構造改革、再編にかかわることが多く、本セミナーでも日常的なプロジェクト業務を踏まえた勘所をお伝えしたい


池田 悠輔 氏(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 マネージャー)

総合系コンサル会社FAS部門にて幅広くディール・アドバイザリー業務を経験した後、2021年にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社へ入社。当法人では主にクロスボーダーの有事対応を手掛け、中でも日系企業の中国拠点再編に関して多数の案件に従事。中国拠点再編の初期的プランニングから再編実行段階の実務助言までウェットな支援を提供している

-講師の先生より-
昨今大変ホットなテーマのセミナーとなります。ぜひ奮ってご参加ください。

開催概要

テーマ日本企業による海外進出・海外事業再編のポイント
~クロスボーダーM&A・海外事業の地域統合等における勘所~
開催日時2025年2月17日(月)15時30分~17時00分
参加費
  • 無料会員様
    27,500円(税込)
  • 有料会員様(M&A専門誌「マール」購読者)
    ・A/EXコース
    8,800円(税込)
    ・Bコース
    11,000円(税込)
    ・Cコース
    27,500円(税込)
  • MARR ProまたはレコフM&Aデータベースご契約者様
    8,800円(税込)
  • M&A支援機関協会 幹事会員様、正会員様
    8,800円(税込)

有料会員(A/B/EXコース)の方はセミナーを特別価格で受講できます。

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定 員

50名(先着順)

※法律事務所所属の日本法弁護士(インハウスロイヤーは参加可能)、コンサルティングファームご所属の方からのお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。
※申込者本人のみのご参加に限らせていただきます。他にもご参加を希望される方がいらっしゃる場合、おひとり様ずつお申し込みをお願いいたします。
※IDごとにご参加の人数を制限させていただく場合がございます。
※お申し込み確認後、弊社担当者よりご連絡させていただきます。メールが届かない場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。

開催形式

オンラインセミナー
※配信ツールは「Zoom」を使用いたします。

※参加申込規定は こちら

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電話番号
03-6371-1210
メールアドレス
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