[M&Aの現場から]

2015年5月号 247号

(2015/04/14)

【アクセンチュア】 ASEANにおけるM&Aの支援専門チームを立ち上げ、日本企業向けサービスの本格展開を図る

 横瀧 崇(戦略コンサルティング本部 M&Aプラクティス日本統括 マネジング・ディレクター)
  • A,B,C,EXコース

横瀧 崇氏  アクセンチュアは1953年、ゼネラル・エレクトリック社に対してコンピューターをビジネスに初めて導入したことを契機に、米国でコンサルティング業務を開始した。その後、61年にはアジア太平洋地域へ業務を拡大。89年、税務・会計ビジネスからコンサルティング部門を分離独立させて、「経営と情報」のプロフェッショナルとして経営革新を推進するアンダーセン・コンサルティング(アクセンチュアの前身:2001年アクセンチュアに社名変更)を設立した。グローバルで最大級のコンサルティング会社。

  日本で業務を開始したのは62年と早く、95年には日本で株式会社を設立している。現在、日本におけるスタッフは約5600人。グローバルでは、拠点数が56カ国200都市以上で、総勢約32万3000人の従業員を抱えており、売上高は300億USドル(14年8月期)に上る。

  「当社は、『戦略コンサルティング』『デジタルコンサルティング』『テクノロジーコンサルティング』『オペレーションズ』の4つの組織が、業界を横断してコンサルティングやテクノロジー、アウトソーシング等のサービスを提供しています。さらに、各業界に特化した組織があり、マトリクス型の構成でサービスを提供しています。お客様が最適な投資を行えるように、専門知識と豊富な経験を持つプロフェッショナルが、戦略の提案から実施、運用、そして変革の成果を手にするところまでをお客様と一緒に取り組みます」と語るのは、戦略コンサルティング本部でM&A支援を専門に行うチームの日本統括マネジング・ディレクターを務める横瀧崇氏。

  同氏は、1999年早稲田大学卒。大手通信会社にて営業や事業戦略を担当したほか、インターネット事業の立ち上げにも参画。その後アクセンチュアに転じ、戦略コンサルティング本部で通信・ハイテク、消費財、小売、保険など幅広い業界で戦略策定、新規事業戦略、M&Aのプロジェクトを担当してきた。

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