MARRは、2025年7月に実施した第1回「
FAランキング」の調査において、企業部門の1位にフーリハン・ローキー、個人部門の1位に鹿山真吾氏(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に所属)を選出した(図表)。この調査は、事業会社のM&A担当者を対象に、財務アドバイザー(FA)の起用に関する実態とFAに対する評価を把握することを目的として行ったもの。FAを起用する局面や選定基準、信頼を寄せる企業や人物について、アンケートを実施した。
本調査における回答企業は、単体の従業員数が5000名以上の企業が38.3%、1000名から4999名の企業が21.9%を占め、大企業が過半数を超える構成だった。
FAを起用したM&Aの形態について複数回答形式で尋ねたところ、「買収局面で買い手として起用した」が90.4%に達した一方で、