[M&Aの現場から]

2022年7月号 333号

(2022/06/03)

ソニーのグローバル投資ファンド「ソニーイノベーションファンド」の布石

――国内外の企業連携の呼び水としての役割を発揮

土川 元(ソニーベンチャーズ 代表取締役)
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※本記事は、M&A専門誌マール 2022年7月号 通巻333号(2022/6/15発売予定)の記事です。速報性を重視し、先行リリースしました。 
土川 元氏

土川 元氏

国内指折りの企業投資ファンドへ成長

 ソニーは2016年、ベンチャー投資を通じてソニーの次世代事業の育成を支援することを目的とする社内の投資ファンド「ソニーイノベーションファンド(Sony Innovation Fund)」を設立した。「ベンチャー投資を通じて、ソニーの『次の事業』の育成を支援」するという理念のもとに2016年7月に第1号ファンドを立ち上げ活動を開始、その後、順調に事業内容を拡大させている。

 2019年には2号ファンド「Innovation Growth Fund」を設立し、2020年、インパクトファンドであるSony Innovation Fund : Environment、さらに2022年2月17日には、第3号ファンドとなる「ソニーイノベーションファンド3」を設立・運営開始した。3号ファンドでは、多種多様な分野のベンチャー企業を中心に投資案件を日々吟味している。LP投資家としてSMBCグループやみずほグループなどのメガバンクグループ、大和証券グループなどの大手金融機関のほか、横浜銀行や滋賀銀行などの有力地銀、川崎重工業、コーエーテクモグループや三菱地所などの有力事業会社、そのほか、学校法人などもLP投資家として参加するなど、多様な投資家層を募ることに成功した。

 現在のソニーイノベーションファンドの

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