M&A専門誌マール

2017年09月13日(水)

Webインタビュー

【第87回】【グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ】イスラエルの国立工科大学発ベンチャーと日本市場・企業とを結ぶ

 安達 俊久(代表取締役)


イスラエルの元総理府総務長官をアドバイザーに

―― グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ(以下「GiTV」)では2011~15年までイスラエルの総理府総務長官を務めたハレル・ロッカー氏をエグゼクティブアドバイザーに招きました。この狙いは何ですか。

「大きく2つの理由があります。第1は、非常に高い教育水準を持った国で、革新的なベンチャー企業が数多く生まれているということです。安倍晋三首相が15年1月中東4カ国歴訪でイスラエルを訪問し両国間の投資協定を結びましたが、その折もロッカー氏が同席して協定の成立を後押ししてくれました。私も日本のベンチャーキャピタルの代表として同行したのですが、これをきっかけにロッカー氏と親交を深めてきました。ロッカー氏は総務長官を退いた後、弁護士として産業界のアドバイザーとして活躍しておられますが、GiTVの立ち上げを機に、高いレベルを持つイスラエルのベンチャー企業の事情にも詳しいロッカー氏にアドバイザーに就任していただいたわけです。

 もう1つの理由はGiTVの立ち上げに関連しています。私は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ社長時代にIT分野ベンチャー企業育成のための投資に力を入れてきたのですが、GiTVを立ち上げた目的は、すでに多くのVCがIT投資を行っている中で、日本の産業界に新たに革新をもたらすような違った分野でベンチャー企業の支援を行いたいということがありました。それが社名にも付けましたように、産業用IoTの分野に特化した事業開発型のVC事業です。しかも、日本企業がこぞってシリコンバレー詣でをしていますが、それとは違った切り口で貢献したいという思いがありました。そこで注目した国の1つがイスラエルだったのです。イスラエルは人口が約870万人ですが、早くからベンチャー企業の育成に力を入れて、今では米国のシリコンバレーをしのぐ存在にまでなりました。

 GiTVでは、そのイスラエルのベンチャー企業との連携を深めるため、ロッカー氏の顧問就任の前の16年9月にはテクニオン・イスラエル工科大学(以下、「テクニオン」)と提携をしています」

テクニオンのベンチャーキャピタル投資「第一優先権」を取得

―― テクニオンとの提携は具体的にどのような内容ですか。

「テクニオンは、イスラエル国ハイファ市に本部を置く同国最古の国立工科大学で、世界最高の研究・教育水準を行っています。歴代ノーベル賞受賞者の約3分の1はユダヤ人とも言われていますが、世界各地のユダヤ人研究者の頭脳ハブセンターともいえるテクニオンは・・・

 

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グローバル化 , 人(インタビュー) , 投資ファンド , M&Aプレイヤー , 池田耕造

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