[Webマール]

(2024/04/15)

KPMG FAS、一気通貫のM&A関連サービスで陣容を急拡大

――足元の従業員数は900人体制

石井 秀幸(KPMG FAS 執行役員パートナー)
岡本 准(同 執行役員パートナー/製造セクター統轄パートナー)
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岡本准 KPMG FAS 執行役員パートナー/製造セクター統轄パートナー(左)と石井秀幸 KPMG FAS 執行役員パートナー(右)

岡本准 KPMG FAS 執行役員パートナー/製造セクター統轄パートナー(左)と石井秀幸 KPMG FAS 執行役員パートナー(右)

Big4の一角であるKPMG FASは現在900人体制で、事業戦略からM&Aの実行、案件成立・分社化まで広くサービスを提供している。図表に示した通り、案件実績も多様だ。同社の今後の事業戦略等を聞いた。
15年間で人員数は約3倍に

―― KPMG FASの組織体制を教えてください。

石井 「現在、総勢で900人を超える従業員がいます。私はコーポレートファイナンス部門におり、M&Aのフィナンシャルアドバイザリー業務や企業価値評価業務などを行っています。岡本がいるのがS&I(Strategy and Integration)で戦略コンサルの部門です。また、財務デューデリジェンスを主に担当するトランザクションサービス部門があり、これらの3部門で約500人のメンバーがいます。加えて、事業変革や事業再生を支援するT&R(ターンアラウンド&リストラクチャリング)部門、不正調査や不正会計の分析を専門とするフォレンジック部門、そして会社の内部運営を担う総務や人事部門があります」

―― 人員はどれくらいのペースで増加していますか


■石井 秀幸(いしい・ひでゆき)
慶應義塾大学法学部卒、ペンシルベニア大学ロースクール卒。2016年にKPMG FASに参画。国内外のM&A案件の組成・執行を担当。KPMG FAS入社以前は外資系投資銀行、独立系M&Aアドバイザリー会社等で幅広いコーポレートファイナンス業務に従事。これまでクロスボーダーM&A案件、国内の業界再編案件、カーブアウト案件、再生案件などに関与。

■岡本 准(おかもと・じゅん)
和歌山大学経済学部卒。事業ポートフォリオ再構築、新規事業展開・R&D投資最適化、スタートアップ投資戦略、イノベーションマネジメント、といった経営変革案件が専門。製造業では、重電、精密機器、半導体・半導体製造装置、エレクトロニクス領域を中心にOperational technology(OT)とInformation technology(IT)の融合によるプロダクトサービスシステム(PSS)の実現に従事。

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