[セミナー・イベント]
(2022/04/21)
2022/6/21(火)15:00-16:15
セミナー開催にあたり主催者より皆様へ
日本プライベート・エクイティ協会(JPEA)は、2005年より業界の健全な発展、ひいては日本経済の発展に貢献することを目的に活動しております。 昨今は事業承継、業界再編を中心に、プライベート・エクイティーを活用頂く機会が急増し、我々の存在が皆様にとってより親しみやすい存在になっているのではないでしょうか?
協会としましても、今まで以上に積極的に我々の活動を外部発信したいとの思いがあり、昨年まで協会会員に限定しておりました本セミナーを、今回初めて外部開放することを試みました。
本セミナーで取り上げる内容は、コロナ禍で環境が激変する事業にも拘わらず、果敢にビジネスモデルを変革し、ファンドと経営陣が一丸となって上場を成し遂げ、2020年度JPEAアウォードを受賞された素晴らしい案件のケーススタディーです。
どうぞ奮ってご参加下さい。
最後に、主旨にご賛同頂き、多大なご協力を頂きましたレコフデータの皆様に心より感謝致します。ありがとうございました。
日本プライベート・エクイティー協会 監事
ベーシック・キャピタル・マネジメント 代表取締役社長
金田欧奈
第七回(2020年度) JPEAアウォード受賞案件について、その取り組みをキャス・キャピタル株式会社取締役・パートナーの山下健次郎氏にご講演いただきます。
結婚写真スタジオ、結婚披露宴サービス等を営むデコルテ・ホールディングスに、キャス・キャピタルが2017年1月に投資。創業社長とタッグを組み、更なる成長・発展と上場に取り組みました。
投資後、比較的順調に、成長と収益性向上、ガバナンスの向上を進めてきましたが、コロナ禍に見舞われ、状況が一変します。全サービスが店舗系サービス業であったことから、第一回緊急事態宣言では、全店休業に追い込まれました。
コロナ禍では、ファンドと投資先が一致団結して、大きく変容した社会に沿うビジョンを明確にし、更なる顧客価値と企業価値の向上に努めました。主な取り組みは以下の通りです。
・挙式披露宴サービスから撤収し『結婚写真』に経営資源を集中投下
・数値分析と予測に基づく営業運営、繁閑に対応する効率的人員配置
・WEBマーケティングを強化、受注から接客までオンライン対応可能な体制を構築
・店舗人員の分業化・専門スキル向上、採用強化と専門職に最適な人事制度の導入
・ベンチャー水準から上場水準までガバナンスの向上 など
最終的には、コロナ禍にもかかわらず、過去最高水準の収益をあげ、2021年6月に上場達成(東証マザーズ)しています。
レコフデータより皆様へ
弊社は、PEファンドが国内で活動を始めた1990年代後半より、国内外のPEファンドとネットワークを構築してまいりました。弊社は、マール等で多くのPEファンド関連のコンテンツをご提供しています。
弊社がPEファンド関連のセミナーを開催すると、M&A専門家も多くご参加いただきますが、実はそれ以上に事業会社のご担当者の参加が多くなっています。これは、同じM&Aの主体・当事者としてPEファンドの考え方・手法を学び、自社そしてご自身の業務に活用したいというニーズがあるためです。
投資前の事業の見立て方、事業のバリューアップ・PMI手法、ガバナンスの仕組みづくりなど、PEファンドの考え方・手法から得られるものは多く、非常に参考になります。貴重な機会となりますので、皆様ぜひご参加ください。
受講対象
本セミナーは、下記の有料会員様が対象となります。
・A/B/EXコースの有料会員様 (※Cコース有料会員様および無料会員様は受講対象外となりますのでご注意ください。 )
・レコフM&Aデータベースご契約の有料会員様
受講対象の会員様は、無料にてセミナーを受講いただけます。 PEファンドや顧客価値・企業価値向上の取り組みに関心をお持ちの方のご参加を歓迎いたします。
大蔵省(現・財務省)、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、2011年10月にキャス・キャピタル入社。投資先で非破壊検査(表面探傷)製品製造のマークテック株式会社で赤字の中国現地法人のTOPとして黒字化達成(第2回JPEAアウォード)。結婚写真専門スタジオ運営の株式会社デコルテで営業全般を担当し、コロナ禍で過去最高水準の利益を上げ、2021年6月に東証マザーズ上場(第7回JPEAアウォード)。
1990年東京大学法学部卒。1994年シカゴ大学公共政策修士取得。
JPEAは、日本国内におけるプライベート・エクイティ事業の質的向上と業界の健全な発展を実現し、日本の経済社会発展に貢献することを目的とし、次のような活動を行っています。
プライベート・エクイティ業界の活動全般に関する調査・研究・検討
プライベート・エクイティ業界の地位向上のための諸活動の実施
他業界団体・研究機関・中央省庁・自治体等との連携
諸官庁に対する政策提言・法律改正等の要請
会員及びその職員の質的向上に向けての講習会・研究会等の実施
JPEAは、プライベート・エクイティの社会的意義及び機能、プライベート・エクイティによる産業、経済、社会への貢献を体現する案件を、年に一度、選出し表彰する制度として、2014年度よりJPEAアウォードをスタート致しました。
各年度に当協会の正会員が行なった新規投資、追加投資、一部売却、全部売却等の案件の内、「プライベート・エクイティの社会的意義及び機能」、「プライベート・エクイティによる産業、経済、社会への貢献」を果たした案件を、外部有識者によって構成される選考委員会により厳選し、アウォード対象案件を決定しています。
テーマ | キャス・キャピタルによる企業価値向上策 ~JPEAアウォード「写真でコロナに打ち勝ちま賞」を受賞したデコルテ・ホールディングスへの取り組みから |
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開催日時 | 2022年6月21日(火)15時00分~16時15分(75分) |
参加費 | A/B/EXコースの会員様・レコフM&Aデータベースご契約の会員様 限定
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開催形式 | オンラインセミナー |
[セミナー・イベント]
2025/4/14(月)~2025/4/25(金)(※先着10名、事前予約制)
[セミナー・イベント]
<2025/5/14・5/15・5/16・5/21 開催 |4日間集中型・全7回>M&A推進力が身につく、基本的知識習得を目指した講座を開催