[M&Aスクランブル]

(2014/12/03)

進化するデューデリジェンスの実務 ~「第4回マールM&Aセミナー」からのレポート~

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 マールでは、本年(2014年)5月からほぼ隔月で、「マールM&Aセミナー」と称して、マールの読者を対象としたセミナーを開催してきている。講師は、マールにご登場いただいた各界の第一線の専門家で、毎回の盛況に改めて感謝を申し上げたい。

 さて、直近の第4回セミナー(11月28日)では、マーバルパートナーズの岡 俊子氏に「ここまで進化してきているビジネスデューデリジェンス」と題して、ビジネスDDの最近の進化の状況をお話いただいた。

 ビジネスDDはどのように進化してきているのか。

 岡氏によれば、従来のDDは「リスク発見型DD」であって、「ディールブレーク要因はないか」という「リスクの発見」を主な目的としており、リスクの洗い出しや売り手の提示した事業計画の実現可能性の評価に時間が費やされ、その結果を価格・条件や契約書におけるリスクアロケーションに反映させるものとされてきた。このリスク発見型DDの精度は年々向上してきており、事業会社は専門家を活用しながら、かなり効率的、効果的にDDを実施することができるようになってきたとのこと。


 

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