[ポストM&A戦略]
2016年6月号 260号
(2016/05/19)
ディールによっては、特定地域における営業機能など、買収先と買い手との組織統合を急いで行うべきものがある。買収先と買い手の営業機能をグローバルにどう統合するか、というのは本格的な話であり、全体像の中で正しく位置づけて検討し、周到な準備のうえで実施する必要がある。しかし一方で、買収によって例えばある国の営業拠点が2つになってしまったので、これを速やかに統合し、目の前の明らかな非効率や機会損失をスピーディに解消したい(但し、後で大きなやり直しがないようにやりたい)、という現場のニーズも発生するのである。
本稿では、このような「すぐやる統合」の考え方を整理し、留意点を解説する。
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