M&A専門誌マール 2015年11月号 253号(2015/10/15発売)
特集: グループ経営とガバナンス
海外M&Aを梃子に事業のグローバル化を図る日本企業が増える中、グローバルなグループ経営をいかに成功させるかが大きな課題となっているが、それは単に被買収会社の経営・ガバナンスの領域にとどまらず、コーポレートガバナンス・コードの適用を背景に、日本企業自身のグループ経営やガバナンスの在り方の見直し、改革を迫るものでもある。本特集対談では、早い時期から海外M&Aを活用してグローバル化に取り組んできたキリンホールディングス常勤監査役の鈴木政士氏と首都大学東京教授の松田千恵子氏に、キリングループにおけるグローバル経営やガバナンスの実際をご紹介いただき、その在り方についても議論頂いた。また、松田千恵子氏には、コーポレートガバナンス・コードによって自社に求められていることが、そのままグループ子会社や被買収会社のガバナンスに当てはまることなど、コードをいかに読むべきか、別稿にて論じて頂いた。
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[対談・座談会]
[対談]キリンのグローバル経営とガバナンスの実際
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[寄稿・寄稿フォーラム]
コードでは語られない「もうひとつのガバナンス」
今月のコンテンツ
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三井住友海上、JT、海外で大型案件
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]2015年11月号 253号
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「中国企業の対日M&A動向(2)」撤退の受け皿から成長支援まで広がり
[データを読む]2015年11月号 253号
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GLOBAL M&A 2015年11月号
[GLOBAL M&A]2015年11月号 253号
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「東芝問題に思う」
[視点]2015年11月号 253号
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No.180 良心による日本型企業統治の意義と有用性を世界に発信する
[マールインタビュー]2015年11月号 253号
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雪国まいたけ――ベインキャピタルの杉本勇次MDが語るTOBの経緯と今後の成長戦略
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]2015年11月号 253号
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企業戦略論の歴史とM&Aトレンド - 日本企業に戦略はあるのか? -
[寄稿・寄稿フォーラム]2015年11月号 253号
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第83回 買収先CEOの交代(続々)
[ポストM&A戦略]2015年11月号 253号
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株主による株主総会の開催
[M&A戦略と法務]2015年11月号 253号
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第101回 財務会計における見積りと内在するリスク
[M&A戦略と会計・税務・財務]2015年11月号 253号
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第129回 電力小売業界「機能融合を目指したM&Aの進展」
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]2015年11月号 253号
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第7回 『お前、来て、やってみろ』
[【小説】新興市場M&Aの現実と成功戦略]2015年11月号 253号
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【AZ-Star】 アジア地域への事業展開でさらなる成長を目指す日本企業に投資
[M&Aの現場から]2015年11月号 253号
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第9回 M&Aフォーラム賞が決定――M&Aフォーラム賞『RECOF賞』などに3作品を選定
[M&Aフォーラム賞]2015年11月号 253号
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今月の一冊 『会計の変革―財務報告のコンバージェンス、危機および複雑性に関する年代記』
[書評]2015年11月号 253号
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次号予告と編集後記(2015年11月号)
[編集部から]2015年11月号 253号