[編集部から]

2015年11月号 253号

(2015/10/15)

次号予告と編集後記(2015年11月号)

次号予告

2015年12月号
特集:「M&A関連法制の動向と実務への示唆[2015年版]」  
2015年11月17日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■今年の夏は40度に迫る酷暑の日が続き、外を飛び回っている身には厳しい天候でしたが、
一転して秋には台風や局地的な大雨が日本列島を襲い、自然の猛威を肌で感じました。
郷里が茨城県のため、鬼怒川の氾濫には本当に驚かされましたが、あの映像は東日本大震災を想起させ、自然の驚異、人間の非力さ、日頃からの備え、人と人との繋がりなど様々なことを、改めて考えさせられました。日頃、何が起こっても対処できるように(実際は、難しいかもしれませんが)、意識だけは常に鋭敏にしておきたいと思っています。
こうした異常気象は世界的にも起こっており、企業経営には大きなリスク要因の一つです。昨今はIN-OUTの大型M&A案件が増えていますが、天変地異のリスクもグローバル化しています。(風)

■祝電でたまに聞く「弥栄(いやさか)」という言葉。昔、「ボーイスカウトの人が挨拶や相手を称える時に使う言葉」だと聞いたことがあります。確かに弥栄はスカウトの祝声としても使われますが、「ますます栄えること」の意でスカウト以外の人でも使えます。今では他でほとんど使われないのでスカウト用語だと思われたようです。
子供の頃は学年に一人か二人はボーイスカウトの子たちがいたのに、何の活動をしているかよく知りませんでした。後になって経験者に聞いたところ、何が起こっても自分の身を守り、人助けができるよう心技体の面で「そなえよ、常に」をモットーに、野外キャンプ訓練をしていた、アウトドアの知識と自立心と協調性が身に付いたよ、とのこと。
その時はこの時代に自分で身を守らなくてはいけない危険なんて、とのんきに思っていましたが、先ごろの関東・東北豪雨で「身を守る行動をとってください」との指示を聞き、まさにスカウトのいう心技体の備えが必要だと痛感、自分の甘さを反省しました。最後に被災地の一日も早い生活再建をお祈り申し上げます。(本)

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