[GLOBAL M&A]
2018年8月号 286号
(2018/07/17)
スイス製薬大手ロシュ、遺伝子検査子会社のファンデーション・メディシンを完全子会社化(SUI/SUI)
スイス製薬大手ロシュは、約57%を出資する米ナスダック上場の遺伝子検査子会社、ファンデーション・メディシン(FMI)を完全子会社化する。未保有分の株式約43%を現金により総額24億㌦(約2600億円)で取得する。FMIは遺伝子検査で患者のがん関連遺伝子の変異を特定し、その遺伝子情報に関係する治療や治験情報等を結びつけて診断や治療を補助する情報を提供している。FMIの完全子会社化により、ロシュは同社との連携を一層緊密にし、同社の持つ遺伝子情報や技術を活用することで、個々の患者に最適な医療を提供する個別化医療の分野を強化する。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[Webマール]