[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2016年5月号 259号
（2016/04/15）
1. 2016年3月は「北海道・東北」で買い手・売り手ともに活発化
47都道府県に本社を置く日本企業が2016年3月に実施（発表）したM&A件数を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計して前年同月と比較してみると、「北海道・東北」が買い手66.7%増、売り手108.3%増、「関東・甲信越」が買い手14.3%増、売り手17.4%増、「北陸・中部」が買い手22.2%増、売り手36.4%減、「中国・四国」が買い手80%増、売り手同件数と、4ブロックで買い手が増加した。これに対し、「近畿」が買い手13.8%減、売り手37.5%減、「九州・沖縄」が買い手20％減、売り手14.3％減となった。特に、「北海道・東北」で買い手・売り手ともに活発化した。
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