[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]
2017年10月号 276号
(2017/09/15)
1. 2017年8月は「関東・甲信越」、「北陸・中部」で買い手、売り手とも前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2017年8月に実施(発表)したM&A件数(地方別M&A件数)を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手(当事者1)、売り手(当事者2)別に集計し、前年同月と比較してみると、「関東・甲信越」で買い手が132件から171件、売り手が102件から145件に増加、「北陸・中部」で買い手が8件から19件、売り手が11件から15件に増加と、買い手・売り手ともに増加した。また、「北海道・東北」で買い手が3件から10件に増加、売り手が14件から7件に減少、「九州・沖縄」で買い手が6件から8件に増加、売り手が13件から10件に減少、「近畿」で買い手が33件から31件に減少、売り手が21件から24件に増加した。そのほか、「中国・四国」で買い手が9件から4件、売り手が5件から3件に減少と、買い手・売り手ともに減少した。
1-8月の累計を前年同期と比較してみると、
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[押さえておきたい新時代のM&A~海外M&Aのカギを握るリスク管理]