[M&Aの現場から]
2015年1月号 243号
(2014/12/15)
Cell Innovation Partners Limited(以下Cell Innovation)は、リプロセルの子会社であるRCパートナーズと新生企業投資(新生銀行グループ子会社)の折半出資によって2014年2月ケイマン諸島に設立されたベンチャー投資ファンドの運用会社。14年9月から「Cell Innovation Partners, L.P.」(ファンド総額8億円)の運用を開始した。
リプロセルは、ヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と、臓器移植等に係わる臨床検査事業を行っている企業で、13年6月26日ジャスダック市場に上場した。
「リプロセルは、日本で初めて体の組織や臓器の細胞に分化するES細胞を作った京都大学物質細胞統合システム拠点長の中辻憲夫教授を中心に、ES細胞の技術を利用して再生医療や次世代の医療ビジネスをやっていこうということで、03年にベンチャーキャピタルの出資を受けて設立されました」と語るのは、リプロセル社長でCell Innovationの代表を務める横山周史(ちかふみ)氏。
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