[【小説】経営統合の葛藤と成功戦略]

2011年2月特大号 196号

(2011/01/15)

第20回『海外子会社管理の実情』

デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 神山 友佑
  • A,B,EXコース

 

両社社長の強いリーダーシップが示される中、統合推進事務局のメンバーはこれまでとは何かが違う空気を感じ、期待感を膨らませながら日々の統合実務に打ち込んでいた。

そんな中、山岡ファイナンスサービス社事務局長の松尾明夫のもとに、海外から一本の電話がかかってきた。電話の相手は、かつて自分が目をかけて育て、その後海外子会社に派遣されていた昔の部下だった。

【登場人物】

山岡ファイナンスサービス社(山岡FS社)
代表取締役社長 野澤 博人
統合推進事務局長(経営企画室長) 松尾 明夫
海外事業推進部(南米ガレアーノ社出向) 大谷 めぐみ

渋沢ファイナンスコーポレーション社(渋沢FC社)

代表取締役社長 飯塚 良
統合推進事務局長(経営企画部特命部長) 横山 友樹

経営統合支援コンサルティング会社
プロジェクト最終責任者(パートナー) 道後 勝海
実務責任者(マネジャー) 大門 俊之

(会社、業界、登場人物ともに架空のものです)

経営者の孤独な決意とリーダーシップ

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