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(2014/03/05)

フィンランドのベンチャー企業ブーム~ノキアの「次」を目指して

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 ソフトバンクが子会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントと共同で、フィンランドのゲーム制作会社スーパーセルを買収した(2013年、金額1547億円)。2010年に設立されたスーパーセルはモバイル端末向けゲームアプリの開発で急成長し、2011年12月期に15万ユーロであった売上高は2012年12月期には7836万ユーロ(約100億円)に拡大した。

 北欧に位置するフィンランドは、税率が高い分、社会保障が手厚い高福祉国家であり、森と湖やムーミンで有名な人口約540万人の国である。企業ではノキアが世界的に有名であるが、知名度の高い企業としては筆者にはノキア以外に思い浮かばなかった。

 しかし、最近ではインターネット関連などのベンチャー企業が次々と誕生していると言われている。スーパーセル以外にもロビオ・エンターテインメント(モバイル端末向けゲーム開発)、ゼン・ロボティクス(ロボットによる廃棄物分別システム開発)、また、ヴァルケー(時差ぼけを防ぐためなどの医療用ヘッドセット開発)などの企業が注目されている。



 

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