[マールインタビュー]

2007年5月号 151号

(2007/04/15)

NO.90 苦境の総合商社からMBOで独立し、大きく羽ばたく

アルコニックス 正木英逸社長
  • A,B,EXコース

 

切り捨てられたノンコア事業が蘇る
 
――どんな会社ですか。
「非鉄金属専門商社です。日商岩井(現双日)からMBOで独立し、五年後の二〇〇六年に上場しました。MBO当時、売上高は六〇〇億円余り、利切り捨てられたノンコア事業が蘇る益はほとんど出ない会社でした。経営陣による買収というと、格好いいけど、実際のところは、ノンコア事業として切り捨てられた会社です。そこをファンドが買うというので、経営陣も出資しました。当時、国内で最大規模のMBOとして話題になりました。経営改善、事業拡大により会社を良くし、上場に漕ぎ着けたんです。上場初年度の決算では売上高は一六四〇億円と大きく伸び、経常利益一七億円の業績を残せる見込みです。次なる飛躍に向けて好スタートが切れたと喜んでいます」

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事