[Webインタビュー]

(2013/06/05)

【第25回】日本アジア投資の前会長・松本守祥氏らが立ち上げたWMパートナーズとは

 松本守祥(WMパートナーズ マネージングパートナー)
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ファンドの設立を準備

――今年4月にWMパートナーズ(以下WMP)を立ち上げられました。どのような会社ですか。

 「ベンチャー、海外、買収型投資と様々な経験を持つパートナーによる独立系投資会社で、日本アジア投資(以下JAIC)の成長企業投資チームで経験を積んだメンバーが主力ですが、新しいパートナーも今回参加しています。WMPの設立の理念は、次世代型成長企業への投資を通じて日本の新産業を育成し、雇用創出を通じて現在の日本が抱える課題である成長戦略に貢献することです。有能な経営陣にWMPが加わることで新しいマーケティング戦略による新しい顧客戦略を展開する機会を提供したいと考えています。また、非連続に成長する企業に必要な資源は、資金以外に情報、人材、オープンに外部と連携して果実をシェアしていく“哲学"だと思っていますので、執行能力の高い有能な経営陣を徹底的に支援していきたいと考えています。」

――松本さんはJAICで他社に先駆けてプライベート・エクイティ(PE)のセカンダリー投資をスタートさせたという実績をお持ちですね。

 「02年にJAICの一部門としてセカンダリー投資をスタートさせまして、03年9月日本国内初となるセカンダリー専門ファンド『JSPF1号(25億円)』を設立しました。その後、05-06年には日本政策投資銀行にアンカーとなっていただき、生保、信託銀行、銀行などの国内機関投資家からの出資を受けて『JSPF2号(80億円)』を設立しています。投資累計額は104億円、回収額は270億円、残高10億円となっています」
 

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