[M&Aトピックス]

(2025/07/24)

米シティがGSのデイビッド・フリードランド氏を北米投資銀行業務の共同責任者に起用

 米銀のシティグループはこのほど、投資銀行部門の人員強化を行うと明らかにした。バンキング部門グローバル責任者のビズ・ラガバン氏によれば、この度、デイビッド・フリードランド氏がシティに入社し、イェンス・ウェルター氏と共に北米投資銀行カバレッジ部門の共同責任者を務める。

 デイビッド・フリードランド氏は、1998年にアソシエイトとしてゴールドマン・サックスに入社し、2014年にパートナーに就任した。在籍中、フリードランド氏はクロス・マーケッツ・グループのM&Aグローバル責任者、金融・戦略投資家M&Aグローバル責任者、不動産・ゲーミング・宿泊部門M&A責任者、消費財・小売部門M&A責任者、グローバル・フェアネス・コミッティ共同委員長など、複数の指導的役職を歴任した。ビズ・ラガバン氏によれば、「ゴールドマン・サックスでクロス・マーケッツ・グループを築き上げたデイブの卓越したリーダーシップ、複数の業界にわたる広範な人脈、そしてスポンサー、大企業、中堅企業クライアントとの30年近くにわたるM&Aの経験は、我々の勢いをさらに加速させ、マーケットシェアを拡大していく上で、大きな力となる」とコメントしている。また、ウェルター氏については、「昨年秋に北米投資銀行カバレッジ部門の責任者に就任して以来、当事者意識、集中力、そしてクライアント・カバレッジの密度を著しく向上させるなど、多大な貢献をしてきた。これら全てがシティの好調な業績を支える上で、重要な役割を果たしている」と述べている。

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