[M&Aフォーラム賞]
2012年12月号 218号
(2012/11/15)
M&Aフォーラム賞『RECOF賞』などに4作品
11作品が応募
M&Aフォーラム賞選考委員会は、2011年度(平成23年度)「第6回M&Aフォーラム賞」に4作品を選定し、10月2日表彰式が行われた。
「M&Aフォーラム」は、05年10月の内閣府経済社会総合研究所の「M&A研究会」による中間報告において民と官との連携ができる民間ベースのフォーラムが提唱されたのを受けて05年12月に設立された。理論的、実証的及び実務的な視点から、進歩、変化するM&A事情の研究・調査を行い、今後のわが国におけるM&Aのあり方について提言を行うとともに、主に企業人を対象にした「M&A人材育成塾」の運営等の活動を通じて、M&Aの普及・啓発、人材や市場の育成に資することを目的としており、さまざまな関係分野の有識者、実務専門家、企業関係者が参加する場となっている。
M&Aフォーラム賞は2000年度に「M&Aに関する社会科学的観点からの研究論文の執筆で顕著な業績をあげた学生・院生を顕彰する懸賞論文制度」としてレコフが創設した『RECOF賞』が前身で、M&Aフォーラムからの強い要請もあり、学識経験者、行政担当者、M&A専門家、企業関係者(実業界)ならびに大学院、大学、各種専門学校を含めた学生にいたるまで幅広い分野に対象を広げ、新たにM&Aフォーラム賞『RECOF賞』として引き継がれた。
今回は、東日本大震災という未曾有の災害の影響を受け、M&Aの成約件数や金額とも大幅に減少するという厳しい期間の中でのM&Aフォーラム賞の募集となったため、応募作品数は昨年より3作品少ない11作品となった。応募の内訳は、実業界から3作品、学識経験者から1作品、法律関係の事務所から3作品、コンサルタント系の方から3作品、学生から1作品で、選考委員長の岩田一政氏(公益社団法人日本経済研究センター代表理事・理事長)のもと、大杉謙一氏(中央大学法科大学院教授)、西山茂氏 (早稲田大学ビジネススクール教授)、丹羽昇一氏(レコフデータ執行役員)の3人の委員によって選考が行われた。
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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