[Webインタビュー]

(2025/07/31)

【第183回】「株式投資の基本はアクティビストに学べ」の著者に聞く 企業防衛の考え方

鈴木 賢一郎(IBコンサルティング 代表取締役社長)
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鈴木氏
株式市場におけるアクティビストの存在感は格段に高まっており、その動向がニュース番組で取り上げられることも、もはや珍しいことではなくなっている。2003年から上場会社向けの買収防衛コンサルティングやアクティビスト対応に従事しており、このたび一般投資家向けに「株式投資の基本はアクティビストに学べ」を出版した鈴木賢一郎氏に、本書の見どころや上場会社における企業防衛の考え方について聞いた。
株式投資の基本はアクティビストに学べ
-プロの投資に便乗する「コバンザメ投資」の始め方・儲け方-
株式投資の基本はアクティビストに学べ鈴木 賢一郎/著

朝日新聞出版
2025年6月発刊
定価1,980円(税込)
序 章 アクティビストの登場で盛り上がる「コバンザメ投資」
第1章 アクティビストは何を見ているか
第2章 個別のアクティビストの特徴を見てみよう
第3章 上場会社の「アクティビスト対策」に備えよう
第4章 「ストラテジック・バイヤー」の動向にも注目しよう
終 章 「コバンザメ投資」の未来
上場会社向けの内容を一般投資家目線で解説

―― MARRの読者はM&Aや経営企画に携わっている企業の方が多いのですが、本書をどのように読んでほしいとお考えですか。


■鈴木 賢一郎(すずき・けんいちろう)
IBコンサルティング 代表取締役社長
1974年生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。1997年野村證券入社。2003年から2012年までIBコンサルティング部に在籍し、数多くの上場企業の買収防衛策構築やアクティビスト対策に携わる。2009年からは企業防衛の責任者として従事。2016年に野村證券を退職し、独立。現在は、上場会社に対してアクティビスト対策や買収防衛策を助言する会社を経営している。野村證券時代の共著に『「敵対的M&A」防衛マニュアル』(中央経済社、2004)がある。

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