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2013年3月号 221号
(2013/02/15)
日本企業と韓国企業のクロスボーダーM&A(IN-OUT、OUT-IN)は2012年1年間で35件と、2011年の26件から9件、34.6%の増加となった。35件中、日本企業による対韓国M&A(IN-OUT)が26件と、前年の17件から9件、52.9%増加したためだ。これに対し、韓国企業による対日M&A(OUT-IN)は前年と同件数の9件に留まった。買い手としては日本企業のプレゼンスが高いといえる。鉄鋼業界の株式持ち合いに代表される日韓M&Aだが、最近では電機、ソフト・情報を中心に、製造業、金融から流通、サービスへと広がりをみせており、連携強化に向けて今後本格化する兆しもみえてきた。これまでの流れと最近の動向についてまとめてみた。
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