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(2023/10/10)

第64回 事業会社によるM&Aをどう成功に導くのか―投資銀行FAの視点からの示唆

2023/11/22(水)15:30-17:00

リンカーン・インターナショナル 副社長 マネージング・ディレクター 中塚 健介氏

受付は終了しました

セミナー概要

1.目的・狙い

企業の成長戦略検討において、M&Aの重要性はますます高まっています。その一方で、投資ファンドの隆盛もあり、競争的なM&A案件は増加の一途をたどっています。
こうしたなか、日本企業(事業会社)によるM&Aを成功に導くための重要なポイントについて、長年投資銀行業務に携わるM&Aプロフェッショナルの講師が、FAの立場から解説します。

■リンカーン・インターナショナルの概要
リンカーン・インターナショナルは現在、グローバルで20以上の拠点と約850名のプロフェッショナルを擁し、ミドルマーケットM&A案件にフォーカスした独立系・米系投資銀行。世界の主要経済都市に拠点を持ち地域に密着しながらも、M&A案件の半数がクロスボーダー案件。
東京オフィスは2008年の開設以来、上場企業、非上場企業、PEファンドなど幅広いクライアントに国内案件、クロスボーダー案件、バイサイド案件、セルサイド案件など様々なM&Aアドバイザリーサービスを提供している。高いエクセキューション能力と世界的なネットワークで中規模M&Aに大手投資銀行と同等のサービスとクオリティを提供できるのが強み。

【図表】直近の日本企業に係る案件実績
【日本企業による売却(カーブアウト)案件 (売手側FA)】
 • 日東電工による北米及び中国におけるNVH事業の一部のParker Corporationへの譲渡(2022年)
 • 積水化学工業によるSekisui XenotechのBioIVTへの譲渡(2022年)
【日本企業による海外買収案件 (買手側FA)】
 • 日立グループ(日立産機システム)によるTelesis Technologiesの買収(2022年)
 • 東芝グループ(東芝エネルギーシステムズ)によるGP Strategies Corporationの事業部門の買収(2021年)
【日本企業による海外買収案件 (売手側FA)】
 • 品川リフラクトリーズによるSaint-Gobainの事業部門の買収(2022年)
 • 凸版印刷によるInterFlex Groupの買収(2021年)
(出所)リンカーン・インターナショナル

2.主な内容
● 日本企業における、M&Aを取り巻く環境

・ 様々なマクロ要因により、ここ数年停滞気味だったクロスボーダーM&A市場は復活の兆しを見せている

・ 買手としての日本企業の相対的なポジショニング、売手としての日本企業に対する注目、共にこれまで以上に高まっている

・ 一方で、海外企業から見たクロスボーダーM&Aにおける日本企業の課題も依然として存在

● クロスボーダーM&A(買収)を成功に導くための社内の体制構築にあたって、必要なこととは何か

・ 競争的なM&A案件において売手が重視するポイント

・ 日本企業が陥りやすい思考

● 事業売却(カーブアウト)における平時からの準備の重要性―カーブアウトの準備をすることが、事業買収時のDDやPMIの準備にもつながる

・ カーブアウト案件検討時の入念な準備は、案件成立の確度と、好条件での売却成立の可能性の両方に寄与

・ 入念な準備は売却後の同事業の成長にも大きく影響を及ぼす

● FAの有益な活用方法、どう活用すべきなのか

・ 自社の事業開発、経営企画の一部として、どのようにFAを活用すべきか?

・ どのような情報をFAに共有すべきか?(FAの視点からの示唆)

事業会社によるM&Aはどのようなプロセスを経て成功に至るのか、M&Aの検討に当たって必要になる基本的な事項について、詳細に解説をいたします。

想定される主な受講者

① 事業会社の経営企画・事業企画担当者(M&A担当者)
② 事業会社の財務・経理担当者
③ 事業会社の法務担当
④ 会社役員(社外取締役・社外監査役含む)
⑤ 弁護士
⑥ 会計士・税理士
⑦ 研究者・学生
⑧ PEファンド、投資ファンド
※ 講師と同業他社の方(投資銀行、証券会社、M&Aブティック、M&Aコンサルティング(FAS)など)からのお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。

講義の事前準備として、下記記事をご一読されることをお薦めします。また、下記記事は事業会社がM&Aを検討するに当たり、重要なポイントを網羅しています。ぜひ事前にご一読ください。

講演者

中塚 健介 氏(リンカーン・インターナショナル 副社長 マネージング・ディレクター)

慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、ピッツバーグ大学公共国際問題大学院修士課程を修了。大和証券SMBC企業提携部でキャリアを開始。クレディ・スイス証券に15年勤務し、マネージング・ディレクターM&A本部長を務めた。前職のシティグループ証券では、投資銀行・法人金融部門 M&A本部マネージング ディレクター兼スポンサーカバレッジ責任者。

-講師の先生より-
主に、事業会社のM&A担当者の方の目線で、M&Aを成功させる為のポイント、事業買収時のDDやPMIの準備において、気を付けておくべき点などを講義します。実務に直結する実践的内容を多く盛り込めればと考えています。

開催概要

テーマ事業会社によるM&Aをどう成功に導くのか
―投資銀行FAの視点からの示唆
開催日時2023年11月22日(水)15時30分~17時00分
参加費
  • 無料会員様
    27,500円(税込)
  • 有料会員様(M&A専門誌「マール」購読者)
    ・A/EXコース
    8,800円(税込)
    ・Bコース
    11,000円(税込)
    ・Cコース
    27,500円(税込)
  • レコフM&Aデータベースご契約者様
    8,800円(税込)

有料会員(A/B/EXコース)の方はセミナーを特別価格で受講できます。

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定 員

50名(先着順)

※講師と同業他社の方(投資銀行、証券会社、M&Aブティック、M&Aコンサルティング(FAS)など)からのお申し込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。
※申込者本人のみのご参加に限らせていただきます。他にもご参加を希望される方がいらっしゃる場合、おひとり様ずつお申し込みをお願いいたします。
※IDごとにご参加の人数を制限させていただく場合がございます。
※お申し込み確認後、弊社担当者よりご連絡させていただきます。メールが届かない場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。

開催形式

オンラインセミナー
※配信ツールは「Zoom」を使用いたします。

※参加申込規定は こちら
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電話番号
03-6371-1210
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