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コンバーティブル・デット
英語:Convertible Debt
コンバーティブル・デット(convertible debt)とは、スタートアップ企業が行う資金調達手法の一つである。まず投資家は一定額の負債性資金で先行して投資を行い債権者となる。次に、企業価値評価が可能になる将来の株式の資金調達ラウンドで、当初の条件に従い債権が株式と交換され、株主となる。株式が交換される条件は、株式の資金調達ラウンドで決まる株価から一定程度ディスカウントされた価格となる。

創業間もない企業の金銭的評価は困難であり資金調達の交渉には労力がかかるが、コンバーティブル・デットは、それらを克服し簡易かつ迅速な資金調達を可能にする手法である。

米国のスタートアップ・ファイナンスで発達してきた手法であり、負債契約をノート(note, いわゆる手形貸付)で行う場合は、コンバーティブル・ノート(convertible note)、社債の場合には、コンバーティブル・ボンド(convertible bond)という。貸借対照表上は負債に計上され、弁済・償還期限があり、利払い負担も発生する。
日本法で類似の商品構成をとるのであれば、新株予約権付社債新株予約権とローン(証書貸付)の組み合わせなどを軸として負債契約を設計する。

コンバーティブル・デットが負債性の資金であり、弁済・償還期限を持ち、利払い負担が発生するため、スタートアップ企業にとって一定程度負担が発生する。これらの条件を無くした手法が、


参考文献
(1) 竹内信紀=小川周也「ベンチャー・ファイナンスの新潮流-初期ラウンドにおける資金調達の実務と課題」 商事法務2087号(2015)40頁
(2)「ベンチャー企業(スタートアップ企業)の資金調達・M&A」 西村あさひ法律事務所編 『M&A法大全(下)〔全訂版〕』 861-920頁 (商事法務, 2019)
(3)「コンバーティブル投資手段」に関する研究会 『「コンバーティブル投資手段」活用ガイドライン』 (経済産業省, 2020)


最終更新日 2021/3/16


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