柴田 裕氏
JR東日本スタートアップは、2018年2月、オープンイノベーションによる共創活動を加速するため、ベンチャー企業に対する出資および協業推進を行うことを目的に東日本旅客鉄道100%出資による
CVC(Corporate Venture Capital)として設立された。東日本旅客鉄道によるファンド出資枠は50億円。
「JR東日本グループは2018年7月、『ヒト』を起点として“信頼”と“豊かさ”という価値を将来にわたって創造し続ける企業グループへの変革を目指すというグループ経営ビジョン『変革2027』打ち出しました。その中で『オープンイノベーション』を大きく掲げ、積極的に社外と連携していくことを宣言しています。JR東日本スタートアップはそれに先駆けて設立されました。しかも、『社外』の中でもJRとはとびきりかけ離れたベンチャー企業との連携を進めていくことを目的に、最も尖がった存在としてオープンイノベーションの舞台に投入されました。
実は、2017年4月から『JR 東日本スタートアッププログラム』を通じて、ベンチャー企業等との共創活動をスタートさせています。これは、