M&A専門誌マール 2023年9月号 347号(2023/08/15発売)
特集: アクティビスト動向と2023年6月の株主総会
新型コロナウイルスが5類指定となって初となる2023年6月の定時株主総会が終了した。株主提案があった会社数は速報ベースで89社あり、過去最多を更新している。
特に注目を集めたのは、アクティビストを代表とする国内外の多様な主体からの上場会社への株主提案だった。自治体からのESG提案をはじめ、ISSや機関投資家の基準を満たさない上場会社には、株主からの反対票が多く投じられた。また、東証の資本コストを考慮した経営に対する要請を受け、企業価値向上に繋がる経営が行われているか否か、上場会社に対して、厳しい視線が寄せられた。
この座談会では、2023年6月の株主総会から得られた教訓、アクティビストの最新の動向、そして現在、上場会社が資本市場から何を求められているのか、最新の状況を踏まえ、議論をしてもらった。個別事例や、経産省の「企業買収における行動指針」などの最新の制度動向とM&Aとの関連性などについても可能な範囲で触れている(座談会は7月14日に収録した)。
今月のコンテンツ
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2023年7月のM&A件数は321件
~そーせいG、イドルシアの医薬事業買収
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]2023年9月号 347号
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「建設業界のM&A動向(3)」1-7月期、IN-IN2割減。物言う株主再編促す
[データを読む]2023年9月号 347号
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M&Aの目的は達成されているか?
— 定性情報開示と業績・株価の関連性 —
[視点]2023年9月号 347号
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【ロングリーチグループ】投資先のジャパンシステムグループの追加投資でBlueshipを取得した狙い
[マールレポート ~企業ケーススタディ~]2023年9月号 347号
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第8回(最終回) 総括
[カーブアウト・事業売却の人事実務]2023年9月号 347号
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外国投資家が日本法人の運営に関与する際に留意すべき外為法の規制
[M&A戦略と法務]2023年9月号 347号
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第192回 「ディールの血液」としての財務モデリング
[M&A戦略と会計・税務・財務]2023年9月号 347号
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第221回 百貨店業界 ~市場縮小の中で大型再編(2007~2008年)後の大手百貨店はどう動いてきたか(第1回)
[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]2023年9月号 347号
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【Japan Search Fund Accelerator】日本初のサーチファンド、サーチャーへの投資、サポート機関を設立
[M&Aの現場から]2023年9月号 347号
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2023年7月の全国・地域別M&A状況
[地方のM&A~中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応~]2023年9月号 347号
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次号予告と編集後記(2023年9月号)
[編集部から]2023年9月号 347号
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